日経225オプションの自動売買への遠い道のり

先週、日経225オプションについて勉強しようと思い立った。

それまでのオプションに関する知識は、「コールとプットについて説明できる」程度のレベル。
先週末、パンローリングチャンネルのオプションに関する動画を一気見した。1.5倍速で。

おかげで、ギリシャ指標の持つ意味やストラドル等合成ポジションのいくつかについてどんなものか分かった。
とは言え、まだまだ浅い理解。
理解を深めるには、”タラレバ売買”を通じて値動きを追いかけるのが良いと思う。
値動きを追いかけるためには、過去データを入手する必要がある。
そこで、日経225オプションの過去データを入手しようと検索してみた。
が、思うようなデータが無い(無料で入手できる範囲で)。
JPXのホームページから日々の終値が入手できるが、ギリシャ指標が無い。

しゃあない。岡三RSSを使ってデータを蓄積することとした。

岡三RSSは、株式や日経225先物のみならず、日経225オプションの自動売買も可能な仕様となっている。
ギリシャ指標等の各種情報、板、歩値、注文情報、ポジションの保有情報を取得できるうえ、発注も可能。

ということで、日経225オプション情報収集用のExcelファイルを作成した。下図。

もちろん、データは場中リアルタイムで更新される。
「CSV出力」ボタンをクリックすれば、マクロが実行されその時点のデータを別ファイルに残すことができる。
ただ、当面は、日中とナイトの各セッション終了後のデータがあればいいかなと思う。
そこで、事前に設定した時刻(セッション終了後)にデータをCSV出力するプログラムを別に(Excelの外に)作った。
いわば、『データ収集ツール』のオプション版。
Excelの外に作ることにより、このExcelファイルを開きっぱなしにしておく必要がなくなる。
Excelファイルが開いていなければ、自動的に開き、データ採取後ファイルを閉じる機能を実装しておけば良い。

なお、このオプション用のExcelファイルは先物の自動売買用のExcelファイルとは別ファイル。
同一PCで2つの岡三RSS用のファイルを立ち上げても問題なく動く。
つまり、先物の自動売買との共存が可能。
ただ、このファイル少し重い。
ExcelのCPU負荷はそんなに高くないが(開発用PCで10~40%程度)、
Excelのウィンドウを動かすときや閉じるときにしばらく固まることがある。

今はこのExcelファイルを常時起動する必要がないので問題ないが、
オプションの自動売買をするときには、何らかの対策が必要になるだろう。
まだまだ先の話だが・・・

ということで、日経225オプションの勉強を始めたばかり。
何をトリガーにし、何を根拠にどのようなポジションを組み立てれば良いのかのアイデアのかけらもない状態。
日経225オプションの自動売買への道のりは遠い・・・

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