以前の記事『岡三RSSのフリーズ対策』や『岡三RSSのフリーズ対策(その2)』で、
乱高下相場で岡三RSSのメモリー使用量が増大し、フリーズすることを紹介した。
この問題、どうやら岡三RSSのプログラムに問題があったようだ。
岡三オンライン証券の「岡三RSS集いの広場」
(https://bbs.okasan-online.co.jp/ont/rss/board/?category_id=2&topic_id=310)
には、
「FCANDLE関数」を使い続けるとメモリが増加していく事象が確認できました。
とあり、
2020年4月11日に改修版がリリースされた。
ちなみに、FCANDLE関数は先物の4本値(日足・分足)データを取得する関数。
先物の4本値データを取得していれば、この問題に直面していたということになる。
確かに、最近、岡三RSSのメモリー使用量が安定している。
以前では、通常の相場でも、セッションの始まりから終わりにかけて、
少しずつメモリー使用量が増え続けていたものが、
最近では、小刻みに増減を繰り返し、一定ラインをキープしている感じだ。
プログラムの処理で言えば、こまめに「ガベージコレクション」を実行している感じだ。
最近、乱高下相場がないので、乱高下時の検証ができていないが、
おそらく大丈夫ではないかと思う。
さて、前回の記事で、便利ツール「岡三RSSモニター」を作ったことを紹介した。
このツール、早くも役割を終えたようだ。
元に戻そうと思う。