MT4のヒストリーセンターを使い4本値データを取り込む際の注意事項

MT4はインジケータを試すには最適なツール』で、日経225先物のチャートをMT4に取り込む方法が2通りあることを書いた。
本記事では、そのうちの1つである、

  • MT4のcsv取込み機能(ヒストリーセンター)を使い日経225先物の4本値データ(csvファイル)を取り込む

について、その方法ならびに、注意事項を紹介する。

この方法で取り込むには、既存のMT4の通貨ペアを「つぶす」必要がある。
例えば、ドル円(USDJPY)チャートを表示させるが、その中身は、日経225先物を表示させるといった具合だ。
USDJPYの30分足に、日経225先物ラージ30分足CSVファイルを取り込む手順が、下図。

ツールメニューのヒストリーセンターからデータをインポートする。
ポイントは、本当のUSDJPYデータで上書きされないように、MT4サーバとの回線を切っておくこと。
(MT4起動時にログインしなければよい)
それと、USDJPYデータが残っていれば、全て削除しておくこと。

USDJPYチャートを表示させれば、日経225先物ラージのチャートが表示される。下図。

分足はこの方法で問題ないが、ティック足では問題がある。
同じ1分以内に複数ローソク足が存在するとき、問題が生じる。

下図は、ミニの100ティック足を2通りの方法で取り込んだときの比較。

方法1は、『MT4データリンケージツール』で紹介した取込み方法。
方法2は、今回紹介している方法。

14:59にローソク足が4つある。
発生順は①から④の数字順。
方法1では、正しく表示される。
しかし、方法2では、③④①② の順となっており、順序が正しくない。
そして、図示していないが、MT4を再起動すれば、ローソク足が抜け落ちる。
同一時刻の足は1つだけになり、他は抜け落ちてしまう。

そう、ティック足を取り込むときには、この方法は使えない。

また、この方法はMT4の画面操作によりデータを取り込むため、自動化ができないという問題もある。
毎日、日足チャートだけを解析する。
といった使い方であれば、多少面倒でも運用可能かと思う。
しかし、セッション終了毎に、ティック足、各分足、日足をアップデートしたい場合には、この方法では無理だ。

このような問題があるので、日経225先物のチャートをMT4に表示させるときには、方法1を使っている。

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