はじめに

これまでの経緯

2014年4月、日経225ミニ先物を知りトレード(裁量取引)を始める。
が、勝てない、全く勝てない、往復ビンタをくらう日々。
トレード本を何冊も読んだ。
手法探しの旅にもでた。
有料情報商材もいくつか試してみた。
が、それでも勝てない。この間、約1年半。

ただ、生き残るためには資金管理が重要であることを理解していたため、退場を余儀なくされることはなかった。

そこで、勝てない原因を分析してみた。

  • 自分で考えた手法は自信がないためブレまくり。
  • 他人の手法に対し、半信半疑。
    (マニュアルのない商材もあった。もしかして、ダマされた?)
  • 他人の手法は自分のライフスタイルに合わなかった。
    (定番サインは、夜、酔っぱらってるときにでる。チャートなんか見てないし…)
  • 売買サインがあいまい。
    (ここはスルーするケース?それともエントリー?経験を積まないとわからない…)
  • 感情が邪魔をする。
    (『ゾーン』『ファスト&スロー』その他、多くのメンタル本も読んだのだが…)

ん?

あいまいさを無くした売買サインを定義し、プログラムを作ってバックテスト。
バックテストにパスしたサインを自動売買で運用すれば、
これらの問題は解決されるのでは?

それからしばらくオリジナルサイン開拓の日々を過ごし、バックテストに明け暮れた。

サインも固まってきたころ、自動売買について検索すると、
岡三RSSがヒットした、2015年12月。
2か月ほどかけ自動売買システムのプロトタイプを作成し運用開始。
システムをブラシュアップしながら1年ほど運用した結果、
システムに割り当てた資金に対し約30%の利益がでた。
と同時に、いくつかの課題もでた。

ひとまず利益がでて達成感を得たため、
それと、課題があるため、自動売買は運用休止。
そして、裁量取引に再挑戦中。

本ブログの目的

これまで、(本業として)多くのシステム開発の仕事に従事してきたが、設計が中心で、プログラミングを担当したことがなかった。
今回、(趣味と実益を兼ねて 実益になることを願って)トレードシステムを開発するにあたって、本格的なプログラミングを初めて経験することとなった。
BASIC、Fortran、C、SQLに対する知識はあったが、今回採用したC#は初めての言語であった。
C#、それにオブジェクト指向、わからないことだらけで、多くのブログ記事を参考にさせていただいた。
ネットの情報なしではシステムは完成しなかった。感謝している。

そこで、恩返しの意味を込め、トレードシステム開発において得たノウハウなどをつづっていきたいと思う。
また、ブログを書くことにより、新たな気づきがあるのではないかという期待もある。
それと、ブログシステム「WordPress」について勉強したいと思ったことも目的のひとつにある。(本ブログはWordPressを使って書いている。)

本ブログをご参照いただくうえでの注意事項

「相場の世界に絶対はない」とよく言われるが、その通りだと思う。
そして、「マーケットの魔術師」シリーズを読んでると、「相場での勝ち方は百人百様」だとも思う。
記事の内容は、あくまでも私の考え・手法であって、「これが絶対正しい」とは思っていないし、他人に押し付けるつもりもない。
私の考え方がフィットする方もいれば、そうでない方もいるのが当たり前だと思っている。
少し斜に構えていただいて、「こういう考え方もあるんだな」程度に参考にしていただくのがちょうどよいと思う。
なお、私のやり方をまねた結果、トラブル・損害等が発生しても、私はその責任を負わないものとさせていただく。

また、私の得意分野はシステム設計であるため、設計者視点での記事が多くなる。
プログラミングテクニックについて知りたい方には、そのご期待に沿えないかも知れない。

 

このブログがどなたかのお役に立てることを願っている。

<広告>

TOP