売買ロジックとは

売買ロジックとは

本ブログで言う「売買ロジック」とは、

  • 新規注文を出すために必要な状況と、状況が整ったときに出す新規注文の内容
  • 決済注文を出すために必要な状況と、状況が整ったときに出す決済注文の内容

を規定したもの。「売買ストラテジー」とも呼ばれている。
例を挙げれば、

  • 5分足で5期間と25期間の移動平均線がゴールデンクロス(GC)すればミニ1枚成行で買い、デッドクロス(DC)すれば全玉成行で決済する。

といったもの。
自動売買を実現するためには、証券会社とのインターフェースといった仕組みも重要だが、この売買ロジックも同様に重要だ。
自動売買で儲けることができるかどうかは、この売買ロジックにかかっている。

アイデアがなければ始まらない。アイデアをどうやってひねりだすか?

問題は、パッと思いついたロジックで簡単に儲けられるほど世の中甘くないことだ。
(まれにそういうケースがあるかも知れないが)
では、どうするか?
どんどんロジックを考え、試していく。試すと言っても実践ではない、バックテストだ。
そして、バックテストで優位性を確認したロジックだけを実践投入する。
ただ、バックテストで優位性があったからと言って、実践で儲けられる保証がないのが悩ましいところだが。
いずれにしても、ロジックのアイデアがなければ始まらない。
で、アイデアをどうやってひねりだすか?
これは、人によってさまざまだと思う。
トイレで考える人、風呂で考える人、はたまた滝に打たれて考える人・・・
私の場合、チャートを見て考える。
ひらすらチャートを見る。インジケータを色々表示させながら。
こういうときにMT4(MetaTrader4)が役に立つ。
MT4には予め色々なインジケータが用意されている。
また、世界中の人が、自作のインジケータを作って公開していたりする。
もちろん、自分でオリジナルインジケータを作ることも可能だ。
MT4で日経225先物のチャートを見る手順としては、(既にMT4がインストールされているものとして。そして、ここの詳細は別途記事にする予定)

  • 日経225先物の4本値データのcsvファイルを準備する
  • 1のファイルを自作ツール(MT4データリンケージツール)で、MT4用ファイルに変換する
  • MT4上でオフラインチャートとして2のチャートを開く
  • インジケーターを色々表示させアイデアをねる

そして、浮かんだアイデアをバックテストする。
このときに、大事だと思っているのが、バックテストでの個々のエントリーポイントとイグジットポイントをチャート上に表示すること。
そう、バックテスト機能は、勝率や損益といった評価項目のアウトプット機能はもちろん重要だが、トレードポイントが視覚的に確認できる機能も同様に重要だ。
次のアイデアに発展する。

<広告>

TOP