そもそも何のためにバックテストをするのか?
- 売買ロジックのパフォーマンス・優位性を確認すること
これは最も大事なことだと思う。
しかし、バックテストの目的はそれだけではないと思っている。
パフォーマンスを確認するためだけではなく、
- 更なる売買ロジックのアイデアをひねり出すこと
これもバックテストの目的だと思っている。
そのため、バックテスト機能では、
個々のエントリーポイントとイグジットポイントをチャート上に表示する処理を、苦労して作りこんだ。
数字上の確認だけでなく、ビジュアルに確認できることにこだわった。
下図はその一例。
矢印はエントリー方向、赤いラインは負けトレード、水色のラインは勝ちトレードを示す。
また、個々のエントリーポイント、イグジットポイントをファイル出力し、MT4に取り込み、表示できるようにもしている。
こうすれば、MT4でも解析ができる。
そう、色々なインジケータを試すことができる。
下図は上と同じポイントをMT4で表示させたもの。
Excelのように数字の羅列を見ていてもなかなか売買ロジックのアイデアには発展しないのではないだろうか。
アイデアをひねり出すにはビジュアルなものが良いと思う。
少なくとも、私はそうだ。
このことは、『売買ロジックとは』や『売買ロジックの組み立て方』にも記載した。