Windows10の自動アップデートによるPCの自動再起動対策~追加策~

2018年5月11日(金曜)昼食をとっている間に、PCが勝手に再起動していた。

目がテンになった。
頭の中を「?」が飛び交った。
トレードで実害が無かったのが、不幸中の幸いだった。

以前の記事(『自動売買システムの運用を阻害する要因とその対策』)で、
「Windows10の自動アップデートによるPCの自動再起動」への対策が必要だと紹介した。
そのとき、「Windows Update」サービスを無効にする対策を紹介した。

どうやら、このサービス、勝手に「無効」から「手動(トリガー開始)」に変わってしまうようだ。
(むちゃくちゃやなぁ)

以下の経緯でそれを確認した。
昨日(5月12日)、9時すぎにWindowsを最新の状態にアップデートし、「Windows Update」サービスを「無効」にした。
PCの電源は入れっぱなし。
ちなみに、岡三RSS、Excel、自作ツールは立ち上げていない。
昨夜寝る前、このサービスが「無効」となっていることをこの目でしっかりと確認した。
本日8時すぎの時点で、このサービスが「無効」となっていることをこの目でしっかりと確認した。
そして、10時すぎ、「手動(トリガー開始)」となっていた。
もちろん、自分で変えたりしていない。

今までこんなことはなかった。
疑わしいのは、先週適用した大型アップデート「April 2018 Update(1803)」。

アップデートを戻す訳にもいかないので、この状況を受け入れながら、更なる対策を考えなければならない。

そこで、考えたのが、アップデートの防止はあきらめるが、PCの再起動をなんとか防ごうという策。
防衛ラインを1段下げた策。
アップデートの防止をあきらめることによる懸念事項が、アップデートと岡三RSSや自作ツールが競合しExcel書き込みエラーなどのエラーが発生すること。
こういうことが発生すると、原因の特定も困難となる。

PCの再起動を防止する策として考えたのが、アクティブ時間を更新し続ける方法。
Windowsの設定で「アクティブ時間」という設定項目がある。下図。

アクティブ時間中は自動的に再起動しないとのことだ。
ただ、「使用中かどうかを確認せずに」との文言があるのが気になるが・・・
問題は、このアクティブ時間が曜日の設定などなく、24時間枠で最大18時間設定となっていること。
そのため、「平日はずーっとアクティブ時間」とするような設定はできず、アクティブ時間が途切れないよう更新し続けなければならない。
例えば、
  アクティブ時間1…07:00~17:00(毎朝8時に設定する)
  アクティブ時間2…15:00~09:00(毎夕16時に設定する)
これらをサイクリックに更新し続ければ、アクティブ時間をキープし続けることができる。
これを手動でやり続けるのは大変だ。
自動化できないか?
調べてみると、アクティブ時間はレジストリに保存されているとのこと。
レジストリを書き換えるコマンドを実行すれば良い。
下図はそのスクリプト例。

これらのスクリプトを「タスクスケジューラ」でそれぞれ定刻に実行させるようにした。

さて、これで上手く行くのかどうか、結果が分かるのはこれから。

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